「菓子袋をギザギザに切る刃物」加工機製作工程架台錆止め・精度出し外注にて製缶・門型加工を終えた架台を入荷し、下回り錆止めとキサゲ作業を施します。架台塗装架台の下塗り、上塗り塗装をします。重量物の塗装は外注すると高いので自社でやっています。小物塗装小物も塗装します。当社では自然乾燥の塗装のみ行っています。焼付塗装は外注となります。主軸台精度出し主軸が載る台の組立精度を出します。左側のレバーを持ち上げて右側支点付近の持ち上がりが0.1mm以内主軸送り部組立主軸がサーボモータとボールネジで送られるよう組立てます。塗装しない部品は、ほとんどが無電解ニッケルメッキや硬質クロムメッキ、アルマイトを施しています。当社、メッキはかなり詳しいです。錆が問題ならステンレスにすればと思ったあなた!ステンレスのボルトは軟らかいので、使っているうちに伸びてきてあちこちがガタガタしてくるのです。主軸取付部組立主軸を取り付ける部分も組立てます。この機種は手でネジ軸を回して上下出来るようにする為、調整が結構難しいです。重力は恐ろしいです。主軸ボディ組立主軸ボディにベアリングを入れ、主軸を組立てます。トップページで火花が散っている写真は、ベアリングを押さえるフランジをガタツキ無く組み立てる為、「現物合わせ」をしているのです。主軸完成ワークにギザギザを切り込む主軸部が完成しました。毎分数千回転しても大丈夫です。使用時には切削液がバシャバシャかかりますが、主軸内部には入らない封水仕様になっています。主軸部ドッキングいよいよ主軸が主軸台に載りました。ワーク送り部組立ワークをスライドして送る部分も組立てます。お菓子工場で菓子袋をギザギザに切るのは、ここに載るワーク(刃物)ですので、どちらかというとこちらの方が主役かもしれません。主軸とワーク送り部の精度出し別々に組み立ててきた主軸部とワーク送り部の辻褄合わせ、直角平行の精度出しをします。ボールネジは電動ドライバーで回して送っています。サーボモータ取付主軸やワークを送るサーボモータを取り付けます。「サーボモータ」とは「自分が何回転したか分かるモータ」です。コンピュータで計算して何ミリ動かすか制御出来ます。主軸回転用モータ主軸を回転させるモータです。サーボモータと区別するため「モートル」と呼ばれ、ただひたすら回り続けます。プーリからゴムベルトを介して、主軸に動力を伝えます。これは3馬力のモートルです。モートル、ベルトカバー取付モートルが搭載され、ベルトもカバーで覆われました。手前にはワークを挟み込む機構も出来上がっています。防水カバー取付実際に使用される時は切削液に晒されるので、殆どの部分を板金カバーで覆います。完成(半完成)弊社で担う「電気配線前の機械組立」はここまでとなります。フラッシュの光を浴び輝いています。本体カバー架台の上に載せて機械全体を覆う本体カバーです。お客様にて電気配線や試運転をした後に搭載されます。外から中が見えるのが大切なので、板金と透明塩ビ板で構成されます。出荷当社トラックに載るものは当社にて運搬いたします。大きい物の出荷は?重量屋さんにお願いして運搬してもらいます。(この機械は「草刈刃先端刃付機」です)製作実績一覧刃渡り2000mmまで!断裁刃研磨機のこぎり自動目立て機「生クリームの口金」溶接装置お問い合わせCONTACT メールで問い合わせる